あなたは報告書で上司から注意されたことはありませんか?
「君の文章は分かりづらい。」
これは実際に上司から何度も言われた言葉です。
私が書いた報告書は、真っ赤なバツだらけ。
その資料を前に呆然。。。
そこで、文章の書き方に関する多くの本を読みまくり、学んだことを仕事で実践!
これを繰り返すことで、「上手な文章を書く15のコツ」をみつけました。
上司からは「文章うまくなったな!」と言われました。
さらに、今では副業ライターで稼いでいるほどです。
今回は、副業ライターの私が実践している「仕事で役立つ上手な文章を書くコツ15選」を紹介します。
【やまの太郎プロフィール】
工場勤務10年目
副業は「ブログ」と「Webライター」を実施中。
去年は本業の工場勤務と合わせて年収500→700万円にアップ!
稼ぐ力を高めることで工場勤務でも「自分らしく」もっと楽しく生きれる!
柴田先生の教えの下で稼ぐ力をアップを目指す工場勤務の男!
【柴田先生のプロフィール】
やまの太郎が働く工場の工場長
圧倒的な知識! 圧倒的カリスマ! 圧倒的パイオニア!
やまの太郎が憧れる先生!
モットー:今日も元気だ飯がうまい!
目次
上手に文章が書けるメリット
上手に文章を書けるメリットを説明します。
①仕事のスピードが上がる
上手な文章をかけるようになると、書くスピードがあがります。
これは上手な文章の型を知っているからです。
仕事のスピードがあがり、周りからの評価も上がります。
②相手に正確に情報を伝えられる
案外、相手に正確な情報を伝えるのは難しいことです。
相手に伝わったと思っていても、相手は勘違いしている場合があります。
それを防ぐのが上手な文章です。
上手な文章を使って相手の勘違いを防ぎ、スムーズな仕事ができるようになります。
③論理が破綻しない
上手な文章の書き方を実行すると、論理破綻を防げます。
論理が破綻すると、誰も相手をしてくれません。
たとえば、ドラえもんは猫型のロボットである。
だから、猫はロボットである。
意味不明ですよね。
これじゃ、誰も信用してくれません。
上手な文章には型があります。
上手な文章の型を使って書くと書くと自然と論理破綻しなくなります。
④上司や周りの人からの評価が上がる
ビジネス文書が書けるようになると、
・仕事のスピードが上がる
・正確に情報が伝えられる
・論理が破綻しない
こうなったら上司や周りの人が「おっ!こいつできるな!」と思うに違いありません。
上手な文章を身につけると自然と上司や周りの人からの評価があがります。
私も上手な文章のコツを使ってからは、上司の信頼はメキメキ上がり、重要な仕事も任さるようになりました。
プレッシャーが半端ないですが(笑)
⑤出世する
上司や周りの人からの評価があがると当然ですが出世しやすくなります。
そして、昇級試験に合格しやすくなります。
昇給試験には論文が高い確率であります。
私も、主任試験ではありました。
そのときに役に立つのが上手な文章を書くコツです。
上手な文章には説得力があり、相手に伝わる文章が書けるので、昇給試験の論文を突破しやすくなります。
⑥副業で稼げる
上手な文章を身につけると副業で「Webライター」や「ブログ」で稼げるようになります。
ちなみに私はどっちもやってます。
詳細なやり方については次のリンクを参考にして下さい。
つまり、上手な文章が書ければ「稼げる」ということです!
参考文献
今回の記事、「上手な文章を書くコツ15選」を執筆するのにあたり、次の文献を参考にさせて頂きました。
「文章術のベストセラー「100冊」のポイントを一冊にまとめてみた」
著者:藤吉 豊
この本には文章術に関する本100冊のエッセンスが凝縮しています。
この本1冊で文章術は バッチリです!
この記事に物足りなさを感じる人にオススメです!
私も最初にこの本に出会っていれば、良かったです(笑)
上手な文章を書くコツ15選
① 文章は短くシンプルに
文章は短く書くのが一番大事です。
余計な言葉は削ってとにかく簡潔に。
あなたは次の2つの文章をみて、どう思いますか?
上司が不機嫌で部下を怒鳴ってばかりで、職場の雰囲気は最悪で、どんどん人が辞めていくため、業績が下がっているので、この職場が好きな人はいない。
上司が不機嫌で部下を怒鳴ってばかりだ。
職場の雰囲気は最悪で、どんどん人が辞めていく。
そのため、この職場が好きだという人はいない。
文は短くシンプルにした方が、リズムが良く、わかりやすいですね。
② 上手な文章を書く「3つの型」を使い分ける
1. 逆三角形型
「結論→説明」の順番に書きます。
結論を先に述べて、説明に入ります。
スピード感がほしいビジネス文書にオススメです。
2. PREP法(プレップ法)
「結論→理由→具体例→結論」の順番に書きます。
結論を述べたあとに、理由と具体例を説明します。
説得力を高めたいビジネス文書やブログ記事にオススメです。
3. 三段型
「序論→本論→結論」の順番に書きます。
結論を最後に述べます。
これは論理展開が重要な論文にオススメです。
ビジネスでは、研究者以外はあまり使わないですね。。。
私も大学で論文書いて以来、使ってません。
③ひらがなと漢字のバランスが良い
漢字が多いと堅苦しく重い印象になります。
なにより、読みづらいです。
そこで、ひらがなと漢字はバランスが大切です。
それでは、悪い例と良い例をみてみましょう。
しごとができるひとほどみためにこだわるといいますが、ぶんしょうもにています。
仕事ができる人ほど見た目にこだわるといいますが、文章も似ています。
引用 「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
日経BP 著者 藤吉 豊、小川真理子
ひらがなと漢字の目安は
「ひらがな:漢字 = 7:3」 です。
私は最初の報告書をつくった時は、漢字だらけでした。
漢字が多い方が知的でカッコいいと思ったのですが。。。
結局、読みづらい。
読み手のことを考えていないダメダメ文章でしたね(笑)
④余白を有効に使う
余白とは、ツイッターや紙面などの白い部分です。
余白を十分に使うと読みやすさがグッと上がります。
「人はいつからでも変われる」。この言葉を聞くと勇気が貰えます。昔はタバコを吸う、パチンコ大好き、基本外食の不安だらけの工場勤務。しかし、ブログやtwitterなどで色々な人に出会い、大きく人生が変わりました。今は禁煙、節約、家事、子供と公園、読書、ブログ執筆で、まったりハッピーです。自分自身を変えるのに「もう遅い」は無い。
「人はいつからでも変われる」。
この言葉を聞くと勇気が貰えます。
昔はタバコを吸う、パチンコ大好き、基本外食の不安だらけの工場勤務。
しかし、ブログやtwitterなどで色々な人に出会い、大きく人生が変わりました。
今は禁煙、節約、家事、子供と公園、読書、ブログ執筆で、まったりハッピーです。
自分自身を変えるのに「もう遅い」は無い。
どうでしょうか、1文ごとに改行するだけで、だいぶ読みやすくなりませんか?
逆に文字がびっしだと読みづらいと感じるのではないでしょうか。
行間をあけ、話の塊ごとに空白をいれるだけで、見た目が良い、上手な文章になります。
⑤文章は必ず読み直す
文章は必ず読み直しましょう。
【読み直す理由】
・誤字、脱字をなくす
・文字を削ったり、付け足したりで読みやすくする
・情報に間違いがないかを確認できる
・論理が破綻していないかを確認できる
・より分かりやすい表現になおす
私も、読み直しをやらなかった文章はメチャクチャです。
読み直さない文章は、99%人に読んでもらえる文章ではありません。
何回か読み直して、文章を何度も直す。
これでようやく人様に見せられる文章になります。
それでも誤字脱字を指摘されますが(笑)本当にすみません。。。
ジャーナリストで読売新聞論説委員会の竹内政明さんは、こう言っています。
「何度も何度も、『こっちの文を先に持ってきたほうがいいか、いや、やっぱり後回しか
と、切り貼りを重ねることで、なんとか『読める文章』になっていきます」
【オススメの読み直し方法】
・一晩をおいて読み直す
・プリントアウトして読み直す
・声に出す
私が報告書を出すときは、この3つを気をつけています。
読み直すと直す所がたくさんでてきます。
そして、直すとめちゃくちゃ文章が良くなります!
文章もカレーと一緒!1晩寝かせると良い!!!
⑥わかりやすい言葉を使う
難しい言葉ばかりだと本当に読む気を失います。
そして、全然伝わらない文章になります。
専門家が読む論文なら難しい言葉を使うのはOKです。
しかし、ビジネスなどでは難しい言葉を使いすぎると伝わりません。
問題解決は喫緊の課題であり、可及的速やかに初版の対策を講じる所存です。
急いで問題を解決する必要があるので、できるだけ早くさまざまな対策を行いたいと思います。
引用 「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。日経BP
著者: 藤吉 豊、小川真理子
簡単でみんなで伝わるのがビジネスにおいて正義です。
⑦たとえ話を積極的に使う
たとえ話をすると理解しにくい物事がわかりやすくなったり、イメージしやすくなったりします。
たとえでオススメなのが、直喩、隠喩、擬人法です。
直喩法(ちょくゆほう)
「まるで○○○のような」と説明つきでたとえる。
例
妻は怒っている。
→妻は鬼のように怒っている。(直喩法)
隠喩法(いんゆほう)
「のような」「みたいな」を使わずにたとえる。
例
妻は繊細だ。
→妻はガラスの心を持っている。(隠喩法)
擬人法(ぎじんほう)
人間でないものを人間の行動にたとえる。
例
雨が降っている。
→空が泣いている。(擬人法)
たとえ話を積極的に使うと相手もイメージしやすくなり、上手に文章が伝わります。
⑧なくても意味が通じる接続詞は削除する
なくても意味が通じる場合は、接続詞を省略した方が相手によく伝わります。
理由は2つあります。
・文章がスッキリする
・接続詞が多いと、文章の勢いや流れをさえぎってしまう。
なくても意味が通じる接続詞は削除すると、上手な文章になります。
※論理展開が大事な論文は接続詞を多用してもOK
料金を変更しました。したがって、次回より請求金額が変わります。
料金を変更しました。次回より請求金額変わります。
⑨逆説の接続詞(「しかし」「だけど」「でも」)は省略しない
削除しない方が良い、接続詞があります。
それは逆説の接続詞「しかし」「だけど」「でも」です。
逆説の接続詞を削除すると「文と文の関係性」が悪くなります。
私は毎日4時間残業をしている。仕事が終わらない。
私は毎日4時間残業をしている。しかし、仕事が終わらない。
逆説の接続詞があった方が、文と文の繋がりがわかりやすくなります。
⑩主語を省略しない
主語を自分勝手に省略すると、読書に伝わりません。
2060年には8,674万人にまで減少すると予測されています。
日本の人工は2060年には8,674万人にまで減少すると予測されています。
主語がないと、意味不明な文章になります。
自分勝手をやめ。読み手の気持ちを考えて文章を書くが、上手な文章のコツです。
⑪語尾はそろえる
語尾は「です」調と「である」調があります。
「です」調と「である」調がまざると、文章のリズムが崩れて読みにくくなってします。
そのため、「です」調と「である」はどちらかで、そろえなければなりません。
ビジネスでは、時間を守ることが大切です。
それは、誰もが常に心掛けておかなければならないことだ。
忙しいときほど、先を見通しながら時間に余裕を持つようにしなければならないのです。
ビジネスでは、時間を守ることが大切である。
それは、誰もが常に心掛けておかなければならないことだ。
忙しいときほど、先を見通しながら時間に余裕を持つようにしなければならないのである。
引用
アイデム人と仕事研究所
「です/ます」調
手紙全般、形式的なあいさつ文、お知らせ、スピーチ原稿
「である」調
レポート、報告書、論文、各種文書
私が仕事で始めて報告書を作成したときに、最初に怒られた所ですね。
夢中になって書くと、まじってきちゃうので注意です!
⑫句読点「、」はテキトーに使わない
句読点には、「文章の意味を明確にする」「リズムを刻む」といった、文章にとって重要な役割があります。
次の4つのルールを守ると、上手な句読点の使い方ができます。
①文の切れ目に打つ
友達が遊びに来たので、祖父は喜んだ
②修飾する文章が長いとき、そのあと打つ。
昨夜は借りてきたビデオを遅くまで観ていたので、今朝は眠い。
③対等に語句を並べるときに打つ
家族も、友人も、同僚も、みんなが彼を心配していた。
④接続詞、逆説の助詞のあとに打つ
今はいい天気だが、明日は大雨の予想だ。
このルールを守ると、読者がすらすら読みやすく、読者に誤解なく意味が伝わりやすくなります。
⑬何を書くかを明確にする
文章の良し悪しは、「どう書くか」よりも「何を書くか(テーマ、内容)」で決まります。
えっ!じゃあ、今までの上手に書くコツって・・・
とツッコミがはいるかと思いますが、
ぶっちゃけ内容が一番大事です!
内容において重要なのは、次の2点です。
①読み手の役に立つこと
読者の悩みを解決したりする内容が良い文章です。
かっこいい言葉で言うと「課題に対する解決策」を具体的に書いてある文章が良い文章です。
②独自の視点があること
「書き手独自の視点」や「読み手の知らない情報」が盛り込まれていると、読み手の興味を引くことができます。
これは難しく考えないほうが良いです。
・自分の身のまわりに起きたこと
・自分が体験して役に立ったこと
これが独自の視点で読み手に役に立つ内容になります。
「我が家の節約術」
「面白かった漫画の名言」
「うっかりミス撲滅する最強の方法」
これは私のブログ記事です。
工場勤務の平凡な自分が書いたのですが、意外にも読まれています。
なので、「自分なんか・・・」と思わずに、自分の経験したことを書くと、良い内容になります!
⑭修飾語と被修飾語は近くに配置する
修飾語とは、ほかの言葉を説明する役割です。
赤い花です。
「赤い」が修飾語です。
「花」が被修飾語です。
このように、短い文章であれば、意味がわかりにくくなりませんが、修飾語が多くなるとと途端にわかりにくくなります。
そこで、大事なのが「修飾語と被修飾語は近くに配置する」です。
丁寧に私は文章を書きます
私は文章を丁寧に書きます
「丁寧に」が修飾語で、「書きます」が被修飾語です。
「丁寧に」と「書きます」を近くに配置すると、読者は理解しやすくなります。
⑮とにかく書く
最後のコツは「とにかく書く」です。
文章は書けば書くほど上手になります。
逆にコツだけ知っていても上手にはなりません。
スキーの教科書を読んでも、スキーが上手にならないのと同じです。
買いて、失敗して直してを繰り返して、上手な文章になります。
継続ポイントは書いた自分をほめてあげて下さい。
「今日も文章を書いた自分エライ!」と褒めてあげて下さい。
大事なのは書くことを続けることです。
そのため、自分をほめてやる気を保つようにするとグッドです。
まとめ 上手に文章を書くコツを意識して、どんどん書いていこう!
上手に文章を書くコツ15選
① 文章は短くシンプルに
② 上手な文章を書く「型」を使い分ける
③ひらがなと漢字のバランスが良い
④余白を有効に使う
⑤文章は必ず読み直す
⑥わかりやすい言葉を使う
⑦たとえ話を積極的に使う
⑧なくても意味が通じる接続詞は削除する
⑨逆説の接続詞(「しかし」「だけど」「でも」)は省略しない
⑩主語を省略しない
⑪語尾はそろえる
⑫句読点「、」はテキトーに使わない
⑬何を書くかを明確にする
⑭修飾語と被修飾語は近くに配置する
⑮とにかく書く
文章の目的は「相手に伝えること」です。
上手な文章とは、「相手によく伝わる文章」です。
今回、説明した「上手な文章を書くコツ」を使えば、相手によく伝わる文章が書くことができます。
相手によく伝わる文章は、ビジネスにおいてとても役に立ちます。
・相手との誤解がなくなる
・取引相手とスムーズに仕事ができる
・報告書がわかりやすいので、上司の評価があがる
・仕事がうまくいくので出世しやすくなる
・副業でブログやWebライターができるようになり稼げる
ぶっちゃけ上手な文章が書ければ、食いっぱぐれはありません。
上手な文章は、最強のスキルなのです!
ぜひ、あなたも最強のスキル「上手に文章を書くコツ」を身に着けみてはどうでしょうか?